2021/09/01時点のAmazonのカテゴリ「本」のなかでも「家庭教育」の売れ筋ランキング、上位10点と番外編をご紹介します。
4月から始めたこのウォッチですが、経時的に比較すると面白そうなのでとりあえず半年くらい続けてみることにしました。今回はその第6弾です。
アメリカ版Amazonの育児本ランキングも、興味本位で観察しています。日本と違うトレンドを発見するのが面白いです。
「家庭教育」AmazonランキングTOP10
今回のトップ10での初登場は2冊あります。いつもどおりドリル系は抜いています。
個人的な注目案件は7位です(笑)
では早速始めます。
1位「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない
こちらは前回のランキングでは初登場1位で、今月も首位キープです。
以前までの記事に詳細をコメントしているので、気になる本があればリンクを辿ってみてください。
同じ著者の別の本ですが、Kindle Unlimitedで読み放題、またはKindleの期間限定セールで43%オフになっています。著者デビューにおすすめです↓(2021/10/06現在、Kindle Unimitedからなくなっていました。)
私が書いた子どもの特性を把握していますか?という記事でも、坪田さんの本を参考図書として挙げさせていただきました。
2位 お母さんの自己肯定感を高める本
4月から毎月ランクインしている常連さんです。なんと前回も2位でした!
以前までの記事に詳細をコメントしているので、気になる本があればリンクを辿ってみてください。
同じ著者の別の本ですが、Kindle Unlimitedで読み放題になっています。著者デビューにおすすめです。
今月の6位でも登場します。
3位 子育てベスト100
こちらも常連さんですね。先月は5位でしたが、初回から毎月登場しています。
私の記事でも何度か参考図書として挙げさせていただきました。おすすめの本です。
4位 改訂版 大学の学科図鑑
7月から毎度ランクインしており、今回3回目の登場です。
5位 3~6歳までの実践版 モンテッソーリ教育で自信とやる気を伸ばす!
こちらも常連さんです。私のランキング記事への登場は5回目になります。
同じ著者の別の本(Kindleのみ)ですが、Kindle Unlimitedで読み放題になっています。著者お試しにおすすめです↓
なんだかドキッとするタイトルですね。
6位 世界に通用する子どもの育て方
今月2位に登場済みの松村亜里さんの著書です。
この本はKindle Unlimitedで読み放題ですので、著者デビューにおすすめです↓
私のランキング記事では初登場なのですが、なんだか初めてな感じがしないのはきっと、松村さんが頻繁に登場されているのと、「インターナショナルスクール入門者が読むべき12冊」でもご紹介したことがあるからだと思います。
「世界に通用する」というタイトルは、なんとなく「エリート教育」「競争」を連想させるかもしれませんが、松村さんの本はそうではありません。
この本にあふれているメッセージは、「幸せで満たされている子どもは、そのままで成功する」ということです。
ポジティブ心理学をベースに科学的に検証された子育てで、辛い子育てを楽にして、子どもも親も最短で幸せになれる道を示してくれます。
私の「たまに読み返す本リスト」にも入っています。
7位 「やる気」を科学的に分析してわかった小学生の子が勉強にハマる方法
7位は菊池洋匡さんです。ほかの著書含め、私のランキング記事の常連さんです。
こちらは最新刊ではありませんが、根強い人気ですね。
菊池洋匡さんの新刊情報
前回の8月の記事では、大胆にも「来年の出版の執筆をされているのでは」と予想しておりましたが、なんと今年の11月に新刊発売されるようです!
すでに予約受付中。
実は先月の記事で私こんなことを書いていたんですが↓
「やる気(2019年)」→「記憶(2020年)」→「しつけ(2021年)」と来ていますが、次があるとしたらこんどはなんでしょうね。
習慣?探求?ーーなど、いろいろ考えるのも楽しいシリーズです。
Amazonで売れている「家庭教育」育児本【2021年8月】
ま!さ!か!の…「習慣」当たりでしたね!!
新刊が出ても驚かないって言っちゃってましたが、見事に驚かされました。
8位 NEW! 脳医学の先生、頭がよくなる科学的な方法を教えて下さい
ここに来て初登場の本です。2021年8月5日発売。
この強豪ぞろいのランキングに初登場8位はかなりいいと思います。(誰目線)
Amazonでは試し読みができます。
著者の瀧靖之教授は東北大学の脳科学者で医師の専門家。
この本では、子育て中の文系ライター郷和貴さんがこの瀧教授に話を聞きに行くという構成になっています。会話形式やイラストも豊富で、かなり読みやすい印象です。
瀧教授の別の本のこちらは、上よりは文字率が高くなりますが、読みやすいです。Kindle Unlimitedで読み放題になっています。著者デビューにおすすめです↓
こちらもKindle Unlimitedで読み放題になっています。
なんと、こちらもKindle Unlimitedで読み放題になっています。面白そう。
9位 NEW! 子どもと性の話、はじめませんか?
こちらも私のランキング記事では初登場です。2021年7月22発売。
性教育系は私の個人的な推し分野なので、積極的に取り上げたいところです。
こちらもAmazonで試し読みができます。
著者は、性教育サイト「命育」代表で3人の子どもがいる宮原由紀さん。さらに産婦人科医師の高橋幸子先生が監修されています。
目次と試し読みを見た感じですが、近年の性教育でカバーしてほしいテーマを網羅しているだけでなく、「幼少期をすぎてからのキャッチアップ性教育」や、ネット・リテラシーにも触れられているのが目を引きました。
最近増えている性教育系の本は、「とにかく早く始めよう」というメッセージが多い気がして、それはそれで好ましいと思うのですが、そうするとすでに小学校高学年を過ぎている子たちに空白期間が生じてしまいますからね。
似たテーマで私が最近読んだなかでは、こちらも良かったです。
タイトルに「伝え方」とあるように、セリフ例まで載っているのが有難い一冊です。ほぼマンガですので読みやすいのですが、サラッと読めてしまうので頭に残りにくいかも。
高学年向けにはこの本を見えるところに置いておくだけで、ちらっと読んでくれるかもしれませんね。
私はこのテーマの本を何冊か集中して読んだのですが、同じテーマでもやはり細かいところに著者のこだわりというか価値観のようなのが現れると感じます。
どんなことでもそうですが「唯一の正解」はないので、一冊の本や一人の著者を過信せずにバランスよく読み合わせるのがいいと思いました。
性教育だけに関していうと、医学の知見がある人が関わっている本であることはひとつの基準です。
私もこれから読みたいKindle Unlimitedで読み放題のタイトルをいくつかご紹介します。
こちらは訳本ですが、前述の高橋幸子先生はこちらでも監修されています↓
こちらは現代用語の基礎知識の出版社による「おとなの楽習」おさらいシリーズから。
10位 息子のトリセツ
10位の本は、私のランキング記事では久しぶりの登場です。
以前までの記事に詳細をコメントしているので、気になる本があればリンクを辿ってみてください。
まとめ
2021年9月1日時点のAmazonの「家庭教育」というジャンルの売れ筋TOP10と関連本をご紹介しました。
今回はまさかの菊池洋匡さんの新刊予想が当たり、個人的に記念すべき回となりました。
常連さんの本は、どれもおすすめです。気になるテーマや著者に出会えたら、まずは試し読みから始めてみるのもおすすめです。
上でリンク貼っているもののなかでは、Amazon、honto、ebookjapan、紀伊国屋あたりは試し読みができるはずですが、Amazonが圧倒的に見やすいです。
気になるテーマがあったら常連本から試すのはどうでしょう?
次回のランキングはどれくらいシャッフルされるのか気になるところです。お楽しみに!