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①私が「気付き」と「仕組み」を味方につけるまでの軌跡

ライフ&ワーク
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生活全般に役立つ「気付き」と「仕組み」を私が手に入れるまでの秘密を明かすオリジナル・エッセイ集です。

「気付き」と「仕組み」シリーズの目次

         10(完)

発信の裏にある私の思い

私は普段からグローバルな進路を意識した現代の子育てや保護者のあり方について自分でも探求し、実践し、書いています。

私がいまもブログやSNSやニュースレターで発信している裏側には、ずっと変わらない思いがあります。

 私の親に、あのとき知っていてほしかったこと。

 あのとき誰かに教えてほしかったこと。

 自分の子育てにも生かしたい「子育て・教育・進路に関する視点」

これを必要としているひとに届けたい。

そんな思いを込めた発信を続けているうちに、行き着いたのがこの企画です。

結局のところ私がずっと伝えているのは、この2つだけなんです。

要するに、

 気付こうよ、誰でも気付けるんだから

 仕組み化さえできれば、誰でもできるんだから

という2点です。

これだけでは、まだなんのことかわからないと思います。

これから何回かにわけて連載します。

 生活を改善したい

 必要な情報にたどり着けない

 学んでも実生活に活かすことができない

 子どもの選択肢を増やしたい

こんな人は1日3分ずつでいいので、この連載にお付き合いください。

大人になっても終わらない学び

ちょっと脱線しますが。

 70.0%*

この数字がなにを表しているかわかりますか?

これは「進路選択について子どもにアドバイスすることは難しい」と感じる高校生の保護者の割合*です。

現役子育て世代はみんな自分の進路選択を経験してきたはずですよね?

ご自身の今後の将来設計についても、現在進行形で考えているはずですよね?

自分でもやってきていることなのに、なんと7割のお父さん・お母さんが進路アドバイスを難しいと感じている。

なぜでしょうか。

世の中はどんどん変わっていっています。

誰もが、自分の体験したことだけでは今後やっていける保証はありません。

だからこそ大人になっても学ぶことを止めてはいけない。

でも大人の学びは、自分で決めないといけない。正解がない。

そのことに気づいている方は多いはず。

もはや子育てをしてるかどうかは関係ありません。

大人は、学校が終わっても学び続けなくてはいけないんです。

*株式会社リクルート・一般社団法人 全国高等学校PTA連合会合同調査 第10回 高校生と保護者の進路に関する意識調査2021より(紙調査票またはWEB調査画面で回答、有効回収数:高校生1,815名、保護者1,529名)

大人の学びの正体

大人になってからも自分で学び続けなくてはいけない。

それを不安に思う人もいるでしょう。

なにを、どうやって、学べばいいのか。

学校みたいにわかりやすい履修科目一覧はないですし。

でもなんのことはなくて、要するにこういうことだと考えるようになりました。

今、周りで起こっていることに「気付く」。

今やるべきことに「気付く」。

気付いたことを「仕組み」にして取り入れる。

「気付き」を加速させる「仕組み」をつくる。

新しい「気付き」を取り入れて循環を回す。

つまり、

 「気付き」と「仕組み」

この2つを味方につければ、現在地を把握できて、現状を改善したり理想に近づいたりすることができます。

それが大人の学びの正体だと私は考えています。

そしてこの事自体に、気づいていない人が多い。

実は私も数年前にこのことに気づくまでは、今のようなライフスタイルや価値観はありませんでした。

いまでは、以前よりも生活や親子関係や夫婦関係がどんどん良くなっています。

以前よりも、視野は広がり、見える景色は変わっています。

つぎは、私が気づく前のどん底状態だった頃にさかのぼってみます。

しばらく私の過去やプライベートの話になりますが、ぜひお付き合いください。

「気付き」と「仕組み」シリーズの目次

 →        10(完)

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子どもの特性を把握していますか?
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