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子どもの留学や教育移住を考える保護者へのおすすめ本9冊

夢の図書館
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萩原麻友(ハギワラマユ)のブログへのご訪問ありがとうございます。

このブログでは、子育てや教育や進路に関する情報を発信しています。

この記事ではこんなことを解説しています
  • 留学や教育移住の選択肢を知る: どの国や地域が教育において最適なのか、どのような選択肢があるのか、知るための本3冊
  • 出願プロセスをスムーズに: 学校選びや出願に役立つ本を紹介。自己分析や志望動機を明確にし、理想の教育機関に辿り着くために重要です。
  • 留学前の準備を万全に: 留学前に知っておきたい文化の違い、異文化適応のヒント、子どもの心のサポート方法に焦点を当てた本を紹介します。安心して留学や移住を開始するための必須知識です。

子どもの教育には今や数えきれないほどの選択肢が広がっています。

しかし、その多彩な選択肢の中で、何が本当に子どもに合っているのか、どう進むべきかを見つけるのは簡単なことではありません。

情報収集と取捨選択がカギになります。

今回の記事では、子どもの単身留学や教育移住、親子留学に関心のある保護者の方々に向けて、おすすめの書籍をご紹介します。

これらの書籍は、留学や移住を考える際に役立つ情報や視点を提供し、どんな変化にも対応できるように備える一助となると考えています。

保護者として、子どもたちの未来に最善の選択をするために、ぜひこれらの本を活用してください。それでは、9冊のおすすめ書籍をご紹介します。

ステージ1: 選択肢を知る

子どもの留学や教育移住を検討する際にぶつかる重要な問いがいくつかあります。

  • いつ留学するのが最適?
  • どの国や地域が子どもに最適?
  • 留学の目的や目標を具体的に定めるために何を考えるべき?

これらの問いに対する答えは、親子によって違います。

正解はひとつではありませんし、時代や状況によっても選択肢が変わります。

まずは今の選択肢を知って、それぞれの親子にとっての仮説を立ててみるのが第一歩です。

「海外進路」の選択肢を知るためにおすすめの3冊

1. 子どもが教育を選ぶ時代へ

この本では、日本からマレーシアに移住された野本さんの視点から、日本とは異なる海外の教育システムやカリキュラムを紹介しています。

現代の教育環境において、子どもたちがどれだけ多くの選択肢を持っているのかについて知ることができる貴重な一冊です。

2. コスパで考える学歴攻略法

この本では、日本の大学を出て海外で勤務経験がある著者が、世界と日本の「学歴観」に生じているズレを指摘し、そのズレを最大限に利用したローリスク・ハイリターンな戦略を述べています。

海外の選択肢を考えるときは、日本の教育と比較してみるのも大事です。

その際、自分の経験だけだと見方が偏るのでいろんな考え方を知るといいと思います。そのうちのひとつがこの本です。

この本に触発されて私も記事を書きました。

>>>私の進路は「コスパが悪かった」、でもそんな進路も悪くないと思えた本

3. 世界とつながるゼロ円渡航術

この本の著者は、32カ国に無料で学びに行った経験を持つ方です。「誰かがお金を払ってくれるチャンス」を活用し、留学費用を抑えつつ世界を探求したそうです。

この本では、お金と教育の関係に新しい視点を提供してくれています。お金が限られているからといって、留学への夢を諦める必要はありません。留学の方法や考え方についての新しいアイデアが詰まった一冊です。

こちらの記事でも紹介させていただきました。

>>>【保存版】お金をもらいながら世界で学ぶ方法

極論:英語力はあとからでもいい

留学や教育移住を思いつき、焦って相談に来られる方が多いです。

が、焦る必要はありません。

同様に、英語力に関して不安を感じているかもしれませんが、大丈夫です。英語力の向上は、留学や移住を決断してからでも充分に可能です。

(厳しい言い方をすると、「準備万端」になるときはいつか来ません。)

「いつか留学に行けるように早くから英語力を伸ばしておかないと」というプレッシャーではなく、

むしろ「留学が決定したら、英語力を磨く」と考えてください。英語のスキルは留学の準備段階で着実に高めていけます。

また、英語圏留学産業は進化し続けており、英語力に応じた留学プログラムが豊富にあります。初心者から上級者まで、あらゆる英語レベルに合ったパスウェイが存在します。

努力を怠らなければ、自分のペースで英語を学んでいくことができます。

日本にいる間、他にも達成したい目標や夢があるかもしれません。

英語学習を後回しにして、今の目標に集中してもいいんです。英語はいつでも学べるスキルですので、そのときのライフスタイルや優先順位に合わせて進めていけば問題ありません。

英語力についての詳細については、次の記事をご覧ください。

ステージ2: 出願を考えたとき

いろいろ調べた結果、留学や教育移住する時期やエリアが決まったとします。

次は子どもの学校を絞り込んで出願に進みます。

このステージでは、次の問いに焦点を当ててみましょう。

  • 子どもの特性や志向に合った学校をどのように見つけるのか?
  • 出願プロセスはどう進めるの?

これらの問いに答えるための情報収集をすることで、自信を持って学校を選んだり出願に向き合えたりします。

学校選びと出願時におすすめの2冊

学校選びや出願プロセスにおいて、自己分析と志望動機は重要です。

でも素通りしてしまう方の多いこと。

さきに自己分析して、志望動機をゆるく決めておくと、学校選びがはかどります。

自分と似たような人を探して、その経験を進路の参考にすることもできます。

自己分析や志望動機を考えるときは、最初から完璧な答えを求めるのではなく、仮説をたてて試すことが大切です。

その手助けとなる本を2冊紹介します。

1. やりたいことの見つけかた

この本は、「やりたいこと探し専門プログラム」を立ち上げた著者による、自分の情熱を発見するためのデータベースです。

内省がスムーズに進むように、具体的な実例や参考になる質問が豊富に用意されています。

子どもの情熱や目標を見つける第一歩を踏み出すのに最適な一冊です。

>>>子どもの好きなものをいくつ知っていますか?

2. 見つけてのばそう!自分の「強み」

この本は、自分の強みと弱みを深く理解し、それを肯定的に活用して子どもたちの自己肯定感を高めることを目的としています。

自身の強みを認識するためのフローチャートや、それを最大限に生かすアドバイスが充実しています。

マンガが取り入れられており、子どもにも親しみやすい内容ですし、保護者にとっても非常に有益な一冊です。

>>>子どもの特性を把握していますか?

>>>海外大学・高校受験や入試で問われる「課外活動」「活動実績」にありがちな勘違い

ステージ3: 出発直前に

無事学校が決まり、手続きも完了。

準備も着々と進んでいる。

となれば、最後は新たな環境への適応やストレスへの備えです。

このステージでは、次の問いに焦点を当ててみましょう。

  • 文化や環境の変化にどう備える?
  • 子どものメンタルや適応力はどのようにサポートする?

これらの問いについて事前に知識を持っておくことで、留学前後にありがちな不安を軽減することにつながります。

適応への準備におすすめの4冊

1. 異文化理解力

この本は、異文化での適応力を高めるために必須な知識を提供します。

もし留学前に研修があったら、必須にしたいくらい。

フランスのビジネススクールINSEADの教授である著者は、異なる文化間での違いを具体的に比較し、違いを明確に説明します。

特に8つのポイントに焦点を当て、異文化理解のベースをつくることができます。

2. サードカルチャーキッズ

この本は、子どもたちの異文化体験を理解し、サポートするための貴重なリソースです。

「サードカルチャーキッズ」とは、文化間を移動する子どもたちのこと。実は私もそうでした。

この本では、文化間を移動する子どもたちが直面する独自の課題を掘り下げています。

異文化での成長と適応を促進し、サードカルチャーキッズのニーズに対応するヒントになります。

3. 世界一やさしい依存症入門 やめられないのは誰かのせい?

依存症と留学になんの関係があるの?と思われるかもしれません。

でも留学や移住において、メンタルヘルスケアはとっても大事。

ただでさえ地元を離れることで不安やストレスを受けやすい状況です。

この本では、精神科医である著者が、依存症の原因やメカニズムをわかりやすく解説し、偏見に立ち向かいます。

依存症について理解を深め、対処方法を知るのに役立つ重要な資料です。

いざというときに大事な友人や家族をサポートするための基礎知識です。

4. おうち性教育はじめます 思春期と家族編

このコミックエッセイは、子どもの思春期と家族に焦点を当てた、非常にわかりやすい本です。

親子関係の距離感について考えるヒントを提供し、子どもが自分の力で生き抜く力を養うためのアドバイスを提供します。

イラストも豊富で、親子のコミュニケーションを深めるための貴重なリソースです。

この本は、前作のベストセラー「おうち性教育はじめます」の第2弾となる本ですが、この本単独でも読めます。

まとめ

留学や教育移住は、子どもにとっても保護者にとっても大きな挑戦です。

適切な情報源や本を活用して、準備を整え、リスクを最小限に、リターンを最大限にすることが大事です。

ステージ1では、留学や教育移住における選択肢を知るための本を紹介しました。

ステージ2では、学校選びや出願を考えるための本を紹介しました。

最後のステージ3では、留学前に見落としがちだけど備えてほしい本を紹介しました。異文化理解、サードカルチャー、依存症、性教育に焦点を当て、異文化適応におけるストレス軽減を図ります。

子どもの教育の選択肢を最適化し、成功へのスムーズな道筋を描くために、これらの本は必読です。

留学フェアなども有力な情報源です。

私のブログにはほかにもお役立ち情報を詰め込んでいます。報が詰まっています。

リサーチした結果、留学や移住をしなくても、その検討プロセスで得られることもたくさんあります。

留学計画に向けたステップアップを応援しています。