先日、アンドーバーのサマースクールのオンライン説明会に出席してきました。その内容とHPの情報をまとめてみます。
80年の歴史があるキャンパス版も、2020年に新設されたオンライン版も、本当によくできているサマースクールなのでぜひ多くの方に知っていただきたいと思っています。この記事だけで、アメリカの名門アンドーバーのサマースクールのほぼすべてがわかります。
対象年齢は12~17歳(中1〜高3)です。英語非ネイティブの留学生用の講座も用意されているので、英語力を向上させながら現地生と交流し、一緒に学びたい方におすすめしたいです。
ぜひ、目次で興味を持てるところから見ていってください。
アンドーバー以外のアメリカ名門校のサマースクールもまとめました。
Phillips Academy Andoverとは
Phillips Academy (フィリップス・アカデミー)は、マサチューセッツ州アンドーバー(Andover)という街にある共学の私立寄宿高校です。ボストンまでは車で約30分ほどの距離で、便利だけど自然も豊かな立地です。地名の「アンドーバー」という呼称で親しまれています。
1778年の創立当時は男子校でしたが、1973年に女子校と合併して共学校になりました。雑学ですが、アンドーバー創立者Phillipsさんの叔父は、後にPhillips Exeter Academyという別の寄宿高校をつくりました。こちらもAndoverとよく比較される名門校で、その区別をするためにもフィリップスではなく「アンドーバー」「エクセター」と呼び分けられています。
アンドーバーの著名な卒業生には、日本の同志社を創設した新島襄や、アメリカ元大統領のブッシュ親子、ノーベル賞受賞者、アカデミー賞やグラミー賞受賞者などがいます。
アメリカの名門寄宿校群のテン・スクールズのメンバーですが、そのなかでもアンドーバーは別格です。入るのは狭き門で、入学してからも勉強・スポーツ・芸術・社会活動そしてもちろん遊びも、すべてにハイレベルにコミットするような化け物高校生(失礼)だらけです。
サマースクールとは
アメリカのボーディングスクールが主催するサマースクールとは、通常6月後半から8月上旬にかけて、夏休み期間中のキャンパスを利用して開催される短期プログラムです。主催している学校は、アンドーバー以外にもたくさんあります。
生徒は在校生以外も広く募集され、人気の学校には世界中から参加者が集まります。各校は、寮生活や語学習得、関心のあるテーマやテスト対策、アクティビティや遠足など工夫を凝らしています。
夏に参加するメリットは、期間的にも費用的にも参加しやすいことや、通年の服装規定などが緩和されて堅苦しさが減っていることです。
私も小5と中1で別の学校のサマーを体験しましたが、短期間でも親元を離れて寮で生活することで自立への自信がつきます。友達もできて、将来のボーディングスクール進学のシミュレーションにもなりました。
申込み期間は通常冬に始まり、春〜初夏には締め切るところが多いです。人気の学校やコースは早くから満席になることもあります。
>>他にもある小6から非ネイティブでも挑戦できるオンラインのサマースクール
この先は2021年開催の古い内容となりますのでご留意ください。