明日の夕方は雨との予報を聞いて、朝からゲンナリしそうな保育園児(2名)の母ですが。
どれだけ嫌でも子どもたちを保育園には連れて行かないとならないわけで。
ただ、どうせ連れていくのであれば、雨であっても楽しんで連れていけるようにした方が全員にとって良いはず。
安全な送り迎えがなにより大前提
保育園の送迎は、子どもが泣こうが、親がつられて喚こうが、毎日安全に遂行することが求められる。
(実は私、雨上がりの点字ブロックで自転車がスリップし、子どもと救急車で運ばれたことがあります。その反省も込めて。)
車という選択肢があるご家庭だと特に悩みではないかもしれませんが、
車がなく、しかも子ども達が違う園に通っていると、
雨の中を歩くという選択肢もなく。
(やっと、1年半越しの保活が実り、今春から二人が同じ園に通えるようになり、歩くという選択肢ができました。感動)
雨の日の送り迎え。
第一に安全に、かつ濡れないように、もしくは濡れても構わないようにする、ふだんの備えが大事です。
我が家での備えは、親も子どももカバンの中にいつもカッパを忍ばせています。
これがあるとないとでは、夕方からの雨への気持ちがだいぶ変わる気がします。
大人も子どももカバンは普段から防水加工なので、持ち物は濡れても平気。
朝から雨のときは、1セット多めの着替えとタオルですね。
私は濡れてもいいショートブーツを履いていきます。
(会社に置きパンプスをしています)
また、雨の日は超ゆっくり、超確認走行です。
「かもしれない」運転。
子どもや園にお迎えが遅いと文句言われても、安全第一。
濡れたマンホールや点字ブロックは、周りの進路妨害をしないことを確認したうえで回避。
進路妨害しそうなときは、止まって自転車を押す。
遅刻は当たり前。
これくらいの覚悟で雨の自転車送迎をやっています。
雨の送迎をおもいきり楽しむコツ
雨の日でも安全に保育園に行ったり帰ってきたりができるのであれば。
あとはメンタルに悪影響が出ないように、いかに状況を楽しむか。
この間やってみてよかったのが、雨の音を聞き分けながら移動すること。
3歳も5歳も夢中になって雨の音を聞き分けて、自分たちの言葉で音にして楽しんでいました。
大人の私も耳をすませていると、たまに高い音や、変わった音が聞こえて、それを擬音語にするのが意外と難しかったりして、珍しく楽しい道のりでした。
雨の日は、子どもが自分からお風呂に入ってくれる
雨で冷えた体を温めるためにお風呂に入ってほしいものですが、そういうときに限って子どもはお風呂を先延ばしにしたがります。
そこでこんな声掛け。
「外で聞いてきた雨の音をお風呂の水で再現実験してみない?」
こういうだけで、子どものやる気が俄然変わります。
「できたらお母さんのこと呼ぶね♪」と言いながら、ご機嫌で服を脱いで、お風呂に入っていきました。
しばらくすると納得いく実験ができたようで、聞かせてもらうと、
おもちゃで水面を叩いて、ぴちゃぴちゃと。
確かに、外で聞いた雨音にとても似ていました。
大人はその発想力にも楽しませてもらいました。
子どもには、適切な声かけ(発想の転換)と、インプット/アウトプットができる環境の提供。
これが揃うだけで何でも学びに繋がるし、楽しみにつながるのではないでしょうか。
また明日、雨が振ったら、安全第一で楽しみたいと思います。