この記事では、オンライン版のESL(非ネイティブ)向けサマースクールを実施予定の学校を中心に紹介していきます。
>>キャンパス開催を復活させてオンラインと同時開催する名門校アンドーバーのサマーについてはこちら。
この記事は、こんな中高生(とその保護者)におすすめです。
- 留学がしたいけどできない
- 海外の教育を味わってみたい
- 英語に自信がない・自信をつけたい
本来なら現地の日程と合わなかったり、渡航費用が出せなかったり、日本を離れることが難しかったりしても、オンラインなら参加のハードルがぐんとさがります。
せっかくオンライン教育が広まった今が、日本にいながら参加できるチャンスです。
全世界が対応に追われた昨年2020年のサマースクール実施状況はこちらにまとめています。
ESLがあるオンライン・サマースクール
今年(2021年)のアメリカのサマースクール全体の傾向は以下のとおりです。(2021年3月時点)
2021年のアメリカ・サマースクールの傾向
- 去年実施したオンライン版をさらにパワーアップ
- キャンパスで対面プログラムを復活(でも状況次第でいつでもオンラインに移行可能)
- 未発表
- 去年に引き続き中止
オンライン化されたサマースクールは、参加のハードルこそ低くなりましたが、授業自体は決して簡単ではありません。
英語での課題の提出や、議論への参加は精神的にも知的にも重労働です。
なので挑戦するときは、学校や習い事などとの両立をよく考えて決めてください。
日本の学校に通っていても、英語に苦手意識がなくてチャレンジ精神さえあれば、快く受け入れてくれる学校を選びました。
非ネイティブ向けの英語クラス(ESLやELLなどと呼ばれます)が目印です。
リアルの留学よりも金銭的にも物理的にも参加ハードルが低いオンライン・サマースクール、ぜひ挑戦してみてください!
オンライン学習では安定したネット環境が不可欠です。
工事不要で使い放題の家庭用Wi-Fiがおすすめです。対象エリア内なら、コンセント電源だけですぐに使えます。
Cushing Academy|クッシング・アカデミー
プログラム名:CUSHING ACADEMY SUMMER SESSION 2021
年齢:11~18歳
日程:2021年6月27日(日)~8月6日(金)(6週間)
授業形式:一部ライブ授業と宿題(現地開催もあり)
内容:学年別に好きなプログラムを選ぶ
<小6~中2生向け>
Explore Program:English Language Learners
<中3~高3生向け>
Immerse Program:Listening & Speaking, Reading & Writing, English Language Workshops
先生:一部、外部の先生
費用:$2,500(登録料等、他にかかる場合があります)
申し込み締切:支払期限は5/14
The Loomis Chaffee School|ザ・ルーミス・チェイフィー・スクール
プログラム名:Online Academy Writing Workshop
年齢:中1〜高2
日程(現地):以下の2つの日程から最大2つ選ぶ
①2021年7月5日(月)~7月16日(金)(2週間)
②2021年7月19日(月)~7月30日(金)(2週間)
スケジュール(日本時間):
月〜金の20:00-23:30のライブ授業
内容:Writing I: ‘From Soup to Nuts’ (ESOL)2021/04/12時点で確認したらこのコースは削除されていました。非ネイティブ向けとは明記されていなくても、ほかに受講できるコースはあります。詳しくは公式ページでご確認ください。
先生:一部、外部の先生
費用:
2週間ー$1,100
4週間ー$1,950
6週間ー$2,900
(登録料等、他にかかる場合があります)
申し込み締切:不明(去年は5/14でした)
Choate Rosemary Hall|チョート・ローズマリー・ホール
プログラム名:Middle and High School Academic Program
年齢:小6〜高3
日程(現地):以下のいずれかの日程で開催される
①2021年6月28日(月)~8月6日(金)(6週間)
②2021年7月19日(月)~8月6日(金)(3週間)
③2021年6月28日(月)~7月16日(金)(3週間)
スケジュール(日本時間):
以下のいずれかの時間のライブ授業
①20:00-21:00(月〜金)
②21:30-22:30(月〜金)
③7:00-8:00(火〜土)
④8:30-9:30(火〜土)
内容:以下から1〜3つ選ぶ
- ELL Expository and Creative Writing
- ELL Reading Skills
- ELL Research Skills and Public Speaking
- ELL Language through the Arts
- TOEFL Test Prep
先生:一部、外部の先生
費用:
3週間ー$975
6週間ー$1,950~$5,850
(登録料等、他にかかる場合があります)
申し込み締切:
①と③の日程ー2021年6月11日
②の日程ー2021年7月5日
Northfield Mount Hermon School|ノースフィールド・マウント・ハーマン・スクール
プログラム名:ESOL Summer Session
年齢:中1〜高3
日程(現地):2021年6月28日(月)~8月6日(金)(6週間)
スケジュール(日本時間):月〜金、20:00-23:30
内容:レベル別に4技能全般
先生:一部、外部の先生
費用:$2,450
(登録料等、他にかかる場合があります)
申し込み締切:不明
※ちなみにこの学校は私が4年通った母校!当時のボーディングスクール体験記はこちら。サマーの体験記ではないですが、学校の雰囲気が少し伝わるかもしれません。
以上、ESLのあるサマースクールを4つご紹介しました。学校によって、時期や時間帯や価格が様々ですね。
これでも去年よりも他国の時差への配慮が増えたと感じます。また、ライブ授業をおろそかにしたくない姿勢を感じました。これはおそらく、この1年間で各学校が蓄積してきたオンライン教育の経験値が反映されているのだと思います。
アンドーバーのサマープログラムの記事では、ひとつの学校のサマースクールをぐぐっと掘り下げて詳細まで紹介しています。そちらにも、非ネイティブ用のELLコースがあるのでぜひチェックしてみてください。
そして学校によっては、インター生や帰国生が対象となるような現地生向けの数学・社会・科学・アートなどの教科科目別や、教科横断型のテーマ型のプログラムも用意されています。
オンラインなので定員は広めだと思いますが、早めに締め切る可能性も十分ありますので、情報収集や申し込み準備はお早めに!
申し込み方法は基本オンラインですが、学校によっては用意するのに時間がかかる書類を求められる場合があります。たとえば学校の成績表や先生の推薦状、英語のエッセイやTOEFLスコアです。繰り返しますが、情報収集や申し込み準備はお早めに!
まずはアメリカのボーディングスクールや私立校で行われている教育について知りたい方向けの本。
タイトルには「エリート教育」とありますが、実際に体験した私の持論では必ずしもエリートを育てる教育ではありません。
イギリスの寄宿校(パブリックスクール)についてはこちらなど。
オンライン学習では安定したネット環境が不可欠です。
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