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日本の学校から米ボーディングスクールへの留学が決まった生徒の保護者さん

ボーディングスクール
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先日、とっても嬉しいメールが読者さんから届きました。

そこに書かれていたことは、私がこのブログを立ち上げてから想っていたことが実現した形の一つでした。

ぜひ、みなさんとも共有させてください。(事前の掲載許可をいただきました。)

一部、個人が特定しにくいように表現を< >でぼかしています。

また、ここでは1通のメールを分割して、隙間に私のコメントを挟んでおります。私の感想も同時進行で書いてみる試みです、却って読みにくかったらすみません。

初めまして。
今年の9月から、<関東圏>の私立中学男子校から<アメリカ北東部>にあるジュニアボーデイングスクールに転校予定の息子の母です。

コロナ禍で沢山の制約があり、何もできないまま中学生活が過ぎ去る日々に不安を感じた息子が、昨年秋にアメリカで勉強したい、と意思表示して来ました。

おそらく小学校受験か中学校受験を経て私立校に通われているお子さま。コロナをきっかけにアメリカで勉強したいと自ら言い出すなんて、すごいです。それ以前の種まきがもしかするとあったのかもしれません。

私はそれから、アメリカの学校受験をサポートしていただけるコンサルタントを探し、その時に、萩原様のウェブサイトを見つけました。

書かれている内容がどれも興味深く、一度ぜひご相談したいと思っておりましたが、ちょうどその頃は萩原様はアメリカ出張中でお忙しそうになさっていたので、ご連絡を控えておりました。

見つけてくださってありがとうございます。また、興味を持ってくださって嬉しいです。個人でやっているので、お受けできるキャパが少なくてすみません。

アメリカのボーディングスクール受験サポートのサービスは、企業/個人、国内/国外など、たくさんあります。

私がお受けできなくても、ご紹介することもあります。受験サポートを探している方は気軽にお尋ねください。

それから、年が明けて、2022秋からの出願の締め切りも過ぎましたが、息子の気持ちも変わらず、何校かに出願し、現地に学校訪問とインタビューに行き、本人がとても気に入った学校からご縁をいただき、ただいま日本で最後の学校生活を楽しみながら、秋の入学準備を少しずつ始めています。

現地にも行かれて、見学と面接を済ませてきたんですね。さすがの行動力とサポート力です。

費用はかかってしまいますが、ミスマッチを防ぐためにも現地訪問は強くおすすめしています。(私自身は事前訪問なしの留学だったので、なおさら)>>メリットしかない学校見学

気に入った学校があって、そしてご縁があってよかったです!

息子は日本生まれ、日本育ちで英語力も普通の日本人中学生並ですが、萩原様のホームページを参考にさせていただいて、出願の準備を進め、自分をきちんと志望校の面接で出す事ができました。

ですから、直接お目にはかかっていないのですが、大変お世話になっておりまして、まず、それをお伝えしたかったのです。心から感謝申し上げます。

これは、他の読者さんも勇気づけられるのではないでしょうか。

日本育ちでも、なんなら公立教育でも、ボーディングスクールを目指せると私は考えています。以前、noteでも公立小中からボーディングスクールを目指せるのか、私の考えをまとめたことがあります。

それにしてもすごいのは、私の発信内容をこんなふうに活用してくださったこと。むしろ私の方が感謝です。

私一人で直接サポートできる親子の数はどうしても限定されてしまいますが、こうして文章が私の分身として誰かのお役に立てている(かもしれない)のは、冥利に尽きますし、今後の更新のなによりの励みになります。

今後も個人でやっていきたいけど、なるべく広く役に立ちたいと願っている私としては、理想的な形です。

息子も私も多分、英検2級程度の語学力ですが、やる気が伝われば、出願はやる価値がありますし、結果がどうであれ、出願の工程は自己成長につながると思います。

息子は中学生でまだ義務教育中なので、失敗しても、日本での受け入れ先もあるので何とかなる、と思い、挑戦してみました。

新しいことに挑戦することはつまり、自分のコンフォートゾーンの外に出ること。誰だって不安になります。ドキドキします。武者震いします。

でもそのプロセス自体は、合否関係なく、成長につながる。地に足つけて進めれば、実は失うものも少ないことが見えてくる。

そう感じていただけたのなら、それ自体がひとつの成功体験となり、この親子の次の挑戦につながると思います。

秋から<◯年生>として受け入れてもらい、語学力を付けながら、本人が希望するボーデイングスクールに進めたらいいな、と考えております。

<中略>

一番お伝えしたかったことは、萩原さんの視点が毎回、新鮮でとても子育てが希望を持って楽しくなること、そして、アメリカの受験に対する心構えを惜しみなく与えてくださり、少なくとも、母親である私に勇気をくださり、背中を押していただいたこと、萩原様の考察は毎回、新しい気づきを与えてくれることです。

本当にありがとうございました。
いつか、萩原様と直接お話しできる日を楽しみにしております。

最初から嬉しいことばかりのメールですが、最後まで本当に嬉しくて。私の想像上のメールではないかと思うくらい(笑)

私のなっがいプロフィールにも書いていますが、私にはこのブログに託している想いがあります。

それは、

私の親に、あのとき知っていてほしかったこと。
あのとき誰かに教えてほしかったこと。
そして自分の子育てにも生かしたい「子育て・教育・進路に関する視点」を書いていきたい

という想いです。

このブログをとおして保護者さんが少しでも希望や楽しみや安心を見出してくださったり、生徒さんが少しでも勇気や自信をつけられたら、本望です。

親子で前を向いていく姿には、何を隠そう、私が勇気づけられています。誰よりも。

今回のメールのように、読者さんからいただく反応のひとつひとつで、私のやっていることがどう受け止められているのかわかります。

まだまだ道半ばですが、手応えを感じさせてくださった、とっても大事なメールでした。

共有させてくださり、本当にありがとうございます。

お読みいただき、ありがとうございます。

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