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【ワンオペもOK】子連れクルーズ旅行は[旅育]に最適でした

ライフ&ワーク
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萩原麻友(ハギワラマユ)のブログへのご訪問ありがとうございます。

このブログでは、子育てや教育や進路に関する情報を発信しています。

この記事は、フリーの教育コンサル&ライターの私が息子と初体験するクルーズ旅の様子と気付きを写真と文章でレポートしているシリーズのものです。

同じシリーズの記事は【母子旅】子連れクルーズ2024でチェック。

【母子旅】子連れクルーズ2024のメルマガを読まれた読者さんからご感想をいただきました。

許可をいただいてご紹介します。

(メルマガは、この記事の最後で募集しています。今回の子連れクルーズに関する記事が時系列に届きます。後追いでも登録できるのでよかったらどうぞ。)

では早速、読者さんのメールをご紹介します。私の振り返りコメントも織り交ぜています。

クルーズ旅行!タイムリーな話題で興味津々で読ませていただいてます。
私も数年前にMSCクルーズベリッシマのことを知って、近い将来子供たちを連れて参加してみたいと思ってます。

私たちが乗ったのはプリンセス・クルーズ社のダイヤモンド・プリンセスという船でしたが、

MSC社のベリッシマも当初に検討した船のひとつです。

ベリッシマは、ダイヤモンド・プリンセスよりも新しくて大きくて、ウォータースライダーがあったり遊びエリアが充実しています!

私たちが今回ダイヤモンド・プリンセスにした理由はいろいろありますが、今後、乗り比べる楽しみもあるといいなと思います。

海外旅行が高嶺の花になってしまった今、それでも子供たちには多様な人種や文化を体験させてあげたいし、せっかく身につけた英語を話す機会を与えてあげたい。今後の英語学習モチベーションにも、クルーズ船という選択肢は良さそうですね!

本当にそのとおり。

20年前に留学生だった私が言います。

いまや海外旅行や留学だけが「多様な人種や文化」の体験方法ではありません。

国内には外国人がたくさんいます。観光地やリゾートなどでは、来日する観光客がわんさか。

ほかにもオンライン英会話いろんな教材があって、工夫次第でいくらでも環境を整えられます。

海外に行かずとも身近にある「多様性や異文化」に目を向けることは、普段から私のテーマです。

クルーズに話を戻しますと、

乗客は日本人が6割でしたが、日本人スタッフは少なく、船内は英語優先な環境。

息子が毎日入り浸っていたキッズセンターでは、スタッフの言語は英語でした。

息子いわく後半は「耳が英語に慣れた。簡単な反応しかできないけど。」とのこと。

数日のクルーズ旅行で英語が上達するなんて最初から期待していませんが、後日参加した英語の学童でもリスニングは褒められていましたね。

船内のゲームや卓球台では、出身地や言葉や年齢もバラバラな相手と遊んでいたり、

「次があるなら、もっと大きな船がいい。いろんな人と会えるから。」という発言をしていた息子。

そんなところから、息子にとっていろんな人との出会いが楽しく刺激的でポジティブなことだったと想像します。

クルーズ船という閉鎖的な環境で、同じ行程で過ごすメンバーだからこそ、そこに乗り合わせた者同士の連帯感や信頼みたいなものを私は感じました。

アメリカのボーディングスクール出身の私、クルーズの環境に実は既視感を覚えました。)

数千人いる乗客とは、船内でまた会うかもしれないけど、二度と会わないかもしれない、このギリギリの規模が、逆にひとつひとつの出会いを特別なものにしてくれます。

別の記事で「子連れクルーズx旅育で身につくこと」について書いたように、

このクルーズ旅行では言語や人種や異文化との遭遇もできたし、寄港地で得られたこともたくさんありました。

でもね。

帰宅して2週間ほどたった頃、息子に「クルーズで良かったポイント」を聞いてみました。

なんと「夕焼け(景色)と卓球」だそうです(笑)

親の思惑なんて、子どもからしたら「知らんがな」ですよね。

でもいいんです。

楽しくポジティブな体験だったなら、結果オーライです。

>>日本人が学校以外で必死に英語をやる意味はあるのか、を真面目に考えてみた

オールインクルーシブであれば、海外旅行にありがちな予期せぬ出費なんかも回避できそうですし。

これは本当によかったですよ~

クルーズじゃなくても、オールインクルーシブの選択肢があれば積極的に選んでほしいです。

子どもが「あれ食べたい・飲みたい」と言ったときに、値段を見ずに、躊躇せずに、何度でも注文できる安心感。

特に、食べ盛りの子には思い切り食べさせてあげられる。(買い出し・料理・片付けも不要)

2019年に当時5歳の長男とオールインクルーシブ制のクラブメッドにも行きましたが、やはり10歳の食欲は全然違いますね。(→その当時の記事

毎回のお会計の手間もない。

クルーズ代に含まれているのは飲食だけではありません。

ショーやキッズセンターも出入りが自由です。

親は、財布やレートやチップの心配をする必要がない。

子どもは、親の顔色を伺わなくていい。

何を飲むも、食べるも、するにも、

選ぶ基準は「これは本当に自分が望んでいることなのか」だけ。

他人や財布への忖度ではなく、自分の心はどう感じているのか。

本来はいつだってそうだと思うのですが、

こんな単純なチェックすら、実はないがしろにされているのが日常だと思います。

オールインクルーシブは、そんな自分の心の声を取り戻すチャンスです。

>>7泊8日のクルーズにかかった費用

小5というのも最適な年齢ですね。
多少難しい文章も読めるようになると、歴史や文化への理解も深められるし、見て感じたことをしっかり自分の体験としてインプットできそうです。

これはたまたまでしたが、いい年齢だったと思います。

長崎の原爆資料館では、展示をじっくり読み込む機会もありました。

たまたまタクシーの運転手さんから被爆者さんのエピソードを聞いたときも、「話しかけてくれる運転手さん、いろんなことを教えてくれるから好き」と息子。

こうしてオールインクルーシブ&負担が少ない船移動のおかげで、短期間でいろんな体験や挑戦が実現しました。

普段の生活やルーティンから離れて、

いわゆる「コンフォートゾーン」から踏み出てみることで、

知らなかった日本のこと。地域のこと。人のこと。家族や自分の一面に触れることができました。

初めての食べ物や遊びを試すことができました。

本人は自覚していないと思いますが、これは子どもにとって大きな成功体験だと思います。

実は息子、今ピンポイントでハマっているポケカ(ポケモンのカード)を求めて、各地でショップを検索しては足を運んでいました。

ポケカに興味がない私、

「なぜ旅行に来てまでポケカ?どこも同じじゃないの?」と消極的でしたが、

あまりに熱心な息子の姿と、

実はショップによって運営方針や陳列の仕方がまるで違うことに、

私までだんだんと面白くなりました。

小5にもなると、自分のテーマを持ち、自分の力で旅の流れを変えることもできるのだと感心したものです。

旅行中の非日常が普段の延長線上にあるものだとすると、

普段の生活の充実が旅行の充実につながるのかもしれない。

>>私の普段の子育て方針

まさかこの旅行の裏テーマが「各地のポケカショップ巡り」になるなんて、当初は思いもしませんでした。

でもそこには私一人では気づけなかった面白さがありました。

これも、今の息子と旅行できたから実現したことだと思います。

半年後には、息子のポケカブームは去っているかもしれない。

母親と旅行なんて、もう次はしてくれないかもしれない。

これが最後になるかもしれないと思いながら、今回の旅行を大切に過ごしたつもりです。

こうして記録に残すことができたのも、素直に嬉しいです。

もし母子旅行、子連れクルーズの旅をしようか迷っている方がいたら、ぜひ背中を押させてください。

次のチャンスは来ないかもしれませんよ?

母子のクルーズ旅行記、誰よりも私自身が時間が経ってから「あれどうだったっけ?」と思い出すときのために書きました。

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