萩原麻友(ハギワラマユ)のブログへのご訪問ありがとうございます。
このブログでは、子育てや教育や進路に関する情報を発信しています。
- 国内外を行き来する子どもには、可能性だけでなく「見えない課題」もある
- 小1から高3の海外子女のためのオンライン家庭教師サービスの紹介
- 子どもを一人で戦わせないためにも応援団を用意してあげよう
一人で頑張るしかなかった私の経験
突然ですが昔話です。
私が日本でインターナショナルスクールに通っていた頃、
学校の教科書と古い辞書が勉強の相棒でした。
インターネットが普及する前。
便利なGoogleもAmazonもありません。
英語が得意ではなく、仕事も忙しかった両親からは、学習面でのサポートを期待することはできませんでした。
勉強で誰かに相談したいことがあっても、一人でなんとかするしかない。
まだ子どもだった自分には参考資料や教材を見つけることも、効果的な学習法を教えてくれる人を見つけることもできない。
成績は良かったものの、毎日が手探りの挑戦でした。
もっと良い方法があるはずなのに、という思いだけがくすぶっていました。
中3からは、アメリカのボーディングスクールに進学しました。
図書室や書店では好きなだけ参考書を選べるようになりました。
わからないことは、友達や先生にすぐに聞けました。
でも今度は日本語がおざなりになりました。
ボーディングスクール時代は、私の人生で最も日本語から遠ざかっていた時期だったかもしれません。
かろうじて日本語に触れていたのは、息抜きで漫画を読むときくらい。
気づけば18歳・高3にして、書ける漢字は小3レベルで止まっていました。
当然ですが、アメリカでは日本語はマイナー言語です。
マイナー言語である母語の喪失感を周りに理解してもらうことは、期待できませんでした。
振り返ればインター時代もボーディングスクール時代も、私は「孤独な戦い」に必要以上に多くのエネルギーを費やしていました。
教材や学習法を見つけられない不安だけでなく、
その不安を共有し、共感してもらい、一緒に解決策を考えてくれる存在がいなかった。
親にも求めることすら諦めていた。
その影響は、自分で自覚できていた以上に大きかったと思います。
今思えば、もったいないことです。
夏休みの間だけでも英語で学んだ内容を日本語で整理し直したり、
アメリカでは学べない日本の歴史や文化について帰国中に学んだりする機会があったはず。
そうしていれば現地校で新鮮な視点を提供できたかもしれない。
現地での学習もより深まったかもしれない。
もっと自分に自信を持てたかもしれない。
そしてもっと周りの人に価値のある貢献ができたかもしれない。
二つの言語圏を行き来する中で、私は貴重な成長の機会を見過ごしていたように思います。
しかも、孤独でした。
一緒に考えてくれる存在、その時々の不安に寄り添ってくれる存在がいれば、もっと違った学びの形があったのではないか。
安心して学びに向き合えたのではないか。
大人になった今、より強く実感しています。
海外でローカル言語と日本語の両立を頑張っている子には、その恵まれたチャンスを最大化してもらいたい。
かつ、不要な孤独には悩まされてほしくない。
いまはオンラインを通じて必要なときに必要なサポートを受けられる時代になりました。
iPhoneもなかった私の時代とは違います。
この記事では私の経験を交えつつ、「あのとき欲しかった」海外在住の日本人のための新しい学習支援の形をご紹介したいと思います。
国内外を行き来する子どもたちの「見えない課題」
前置きがうんと長くなってしまいました。
つまるところ、
複数の言語圏を行き来する子どもたちが抱えている課題や負担は、周りからみるよりも大きいのです。
それなのに、子ども自身にはその課題をうまく言語化できるほどの力がないことがある。
かつての子ども時代を思い出しつつ、子ども目線でまとめてみます。
保護者には頼れない
- 言語圏を行き来する子どもの複雑な状況を充分に理解してもらえない
- 学習の内容自体が親世代のときと変わっている
- 言語の壁もあって、勉強の相談は難しい
一人で頑張りすぎている
- 現地の学習と日本語学習の両立に、多くのエネルギーを使っている
- 母語の維持や喪失に対する不安や対策を相談できる相手がいない
- マイナー言語の母語学習に、周囲の理解が得られにくい
せっかくのチャンスを見過ごしてしまう
- 二つ以上の言語・文化を持つ強みを、十分に活かせていない
- 長期休暇など、集中的に学習できる機会を有効活用できていない
- 現地での学びを母語でも整理したり、より深い理解につなげられていない
これらの課題は決して特別なことではなく、母語以外で学ぶ多くの子どもたちが直面している現実です。
ただ同時に、こうした子どもたちにはたくさんの可能性があります。
私自身を振り返っても、数々の困難を経験しながらも最終的にはアメリカと日本の大学両方に合格することができました。
辛い道のりだけども、いろんな未来につながっていることは確かです。
でもその可能性を最大限に活かすためには、適切なサポートと正しい努力が必要不可欠です。
ここで大切なのは、家族以外の応援団の存在です。
子どもの健全な発達、努力の積み重ねには、親以外の様々な人間との関わりが不可欠です。
親以外の信頼できる大人の存在は、子どものモチベーションや安心感を高めてくれます。
それは学業だけでなく、長期的な成長にも良い影響を与えるはずです。
孤独な学習者の助っ人:オンライン家庭教師
この記事で紹介するのは、海外子女向けオンライン家庭教師の「eFFISAGE」(エフィサージュ)です。
eFFISAGEのサービスの特徴
- 経験豊富な講師陣による伴走型支援
- 海外滞在経験のある講師が多数在籍し、現地の学習環境を理解
- 東大生や医学部生など、難関大学の学生を中心とした質の高い指導
- マッチング担当者と講師の2名による分業体制
- 柔軟なカリキュラム設計
- 日本の教育課程に基づく指導
- 個々の状況に応じたカスタマイズ
- 時差や学習スケジュールに配慮した指導時間
- 総合的な教育支援
- 中学・高校受験対策
- 帰国子女枠での受験指導
- 英検・TOEFL・TOEICなどの資格取得支援
eFFISAGEの料金体系
eFFISAGEでは、従量料金制を採用しています。
つまりお月謝制ではなく、必要なときに利用した分だけ払うイメージです。
※税抜価格
※予告なく変更になる可能性があります
- Aクラス(大学受験レベル):3,700円/30分
- Bクラス(高校生レベル):3,150円/30分
- Cクラス(中学生):2,650円/30分
- Dクラス(小学生):2,100円/30分
eFFISAGEは特にこんな家庭におすすめ
eFFISAGEは、特にこんな家庭におすすめです。
- 将来的に帰国受験を考えている
- 子どもの日本語力維持を重視している
- 現地校での学習と日本語学習の両立に不安がある
- 個別指導での丁寧なサポートを求めている
オンライン家庭教師を選ぶときの注意点
オンライン家庭教師の選び方は家庭ごとの状況や目的によって大きく異なります。
私は常々こう考えています。
🆕最新=わが子にも良いとは限らない
📈人気=わが子にも良いとは限らない
💰高価=わが子にも良いとは限らない
💯正解=存在しない、ずっとの保証はない
教育と子育ては親子ごとに違って、正解はありません。
子どもの成長や保護者の考え方の変化、世間の状況次第で選択肢は変わります。
あえて「選ばない」も立派な決断です。
これを踏まえて、オンライン家庭教師を選ぶときは以下の点を考慮することをお勧めします:
- 家庭の教育方針との整合性
- 現地校と日本の教育、どちらにより重点を置きたいですか?
- 子どもの将来の進路について、どのような選択肢を残したいですか?
- 日本の教育システムとの接点を、どの程度維持したいですか?
- 子どもの学習スタイルとの相性
- 一対一の個別指導と集団での学習、子どもが伸びやすいのはどちらの環境ですか?
- オンラインでの学習に興味や適性はありそうですか?
- 負担感
- 現地校での学習や生活のリズムを踏まえると、どれくらいの学習時間を確保できますか?
- 月々の学習費用として、どの程度まで許容できますか?
これらはあくまで参考事例ですが、これくらい丁寧に確かめることをお勧めします。
特に個別指導においては「相性」も大事な要素です。
選択肢は幅広いので、複数のサービスを冷静に比較検討していただければと思います。
eFFISAGEでは無料体験を実施しています。
体験は、講師との相性や子どもの学習スタイルとの適合性を確かめるのにぴったりです。
積極的に試してみましょう。
可能性を広げるための第一歩を
私が英語と日本語での学習を行き来しながら経験した「もっと良い方法があるはずなのに」という焦りや、「一人きりで学ぶ」の寂しさ。
今の子どもたちは、そこまでの思いをする必要がありません。
複数の言語や文化を持つことは、子どもにとってかけがえのない生涯の財産です。
その財産を、より効果的に、より楽しく育んでいける方法があるとしたら、どうしますか?
子どもが安心して学び、育つことできるように、ぜひ応援団と環境を整えてあげてください。
体験授業後の継続については、ご家庭でじっくりとご検討ください。
私の経験が、今を生きる子どもたちの力になれるのであれば、それほど嬉しいことはありません。